C51240号機   1927年汽車製造製。(旧名称は38939) 福島機関区に新製配置、東北方面で活躍。その後亀山機関区(三重県)で活躍。最後は米子機関区(鳥取県)で1965年12月17日廃車。C51の特徴でもあるスポーク動輪からBOX動輪に改造されていた。


モデルはワールド工芸C51初期キットがベース。当初225号機として組み立てたが、余剰のワールド工芸C57の動輪があったので、BOX動輪を履いたC51に挑戦してみた。(さらに余ってしまったスポーク動輪は当HP掲載C51276号機に流用) C51のモーションプレートにC57BOX動輪を組み込むだけの作業なので簡単。 亀山機関区で活躍した240号機にする事にした。幸いな事にワールドキットの中に240号機のプレートが存在したのと「蒸気機関車の角度」という資料本にも実機写真があったのが製作のきっかけ。
ネットから少ない資料を探し出しての製作。C51の特徴でもある給水温め器からのパイピングは実に一機づつ微妙な違いを見せているので、ここは妥協せず工作。真鍮線を使ってまとめました。デフは小型のモノを装備しているので、キングスホビーのお召機用を改造して利用。本機の特徴あるデフステーは洋白板で自作した。煙突は元キットのものを加工。
塗装はグリーンマックス・缶スプレー。乾燥後、ファインケミカルの黒染スプレーを軽く塗布。細部はタミヤウェザリングマスターのスス色とオイル色を使い分けて塗布。ライヴ感を出してみたつもりだが・・・。
●少しアングルを変えて撮影。光線の当て具合によって写真そのものが大きく変わってしまう。

2012・7月製作


  


  


  


  


 当機の最大の特徴BOX動輪。往年のC51ファンの厳しい批判を浴びながら・・。実際の現場ではC51のスポーク動輪の耐用性に悩んでいたとか。



残念ながら実機写真が用意出来ませんでした。そこそこの実機写真はネット検索も出来るのですが・・・・・。



●製作途中写真・・・一度組んだキットの塗装を剥がして、再組み立てしています。資料収集が大変ですが、その時が一番楽しいときかもしれません・・・。

                 



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