情景写真集  製作した模型にモジュールを使い、ペイントソフトを駆使して、合成や描写を行って臨場感を求めた写真集


北海道倶知安機関区の79616

●北海道倶知安機関区の79616号機。厳しい北海道の大地を力走するイメージ。厳寒地域だけにツララ等によるライト損傷事故警戒のため、あえて2つ目にしたとか・・。重装備機関車を好む私にとっては恰好の模型ネタ。モデルはやえもんデザインコンバージョンキットを使用し、足回りにはマイクロエース9600を組み合わせて作っています。

北陸七尾線のC56

●冬の七尾線C56124号機の奮闘シーンを表現。C56と云えば「高原のポニー」という愛称で親しまれていましたが、ここ、能登路のC56はまた違う印象を持っていました。冬季は雪深く、過酷な日本的風景の中を、赤い形式入りナンバープレートを付けたC56はどこまでも力強く、逞しい顔をしているように思えました。

小海線の印象C56

●小海線のとある駅舎に佇むC56イメージ。私は中学生の頃買った「鉄道ジャーナル」誌1973年3月号の表紙写真を見たとき以来C56が大好きになりました。 京都在住の私には小海線はとても遠く・・当然そこまでの旅費を捻出する力量も無く、そのうちに小海線からC56の火は消えてしまいました。その後、一生懸命お金を貯めて憧れのC56を肉眼で捉えたのは七尾線C56でした。その時のC56の印象は小海線とは趣が違っていましたが、紛れもなくC56。.感動しました。

鉄道ジャーナルの表紙写真。せめてイメージを模型化して写真撮影したいとず~と考えながら今回のレイアウトを作ってみました。ちなみに表紙写真はC56125号機。模型化にあたり、私も自分なりの125号機を使ってみました。

こちらが当時の「鉄道ジャーナル」表紙写真(同社の了解を得て掲載)・・・駅の改札からホームを見た写真。ホームに咲いてる黄色い花。さり気ないローカル線特有の景色に愛らしいC56。今見ても大好きな写真です。内容はやはりC56特集であり、「C56愛好家Tさん」の記事を中心に見応えのある内容だった。


九州のC11お召機関車

●門デフ仕様の65号機は佐々機関区所属時代の1969年「長崎国体」の折にお召装飾がなされた。一方、赤ナンバーの200号機は志布志機関区時代の1973年「宮崎植樹祭」の折、お召装飾が施された。
この2機が同時に顔を合わす事は無かっただろうが、これも模型の楽しみだと思います。

小樽築港のC1264号機
●小樽築港時代のC1264号機を表現してみた。入換え用にゼブラ塗装が施されていた。同機はその後、遠路はるばる九州に転属されてしまった。

倶知安機関区の二つ目重装備79615号機

●倶知安機関区に於ける北海道型二つ目重装備機。厳しい北海道の自然に耐えるために付加された数々の機器が一種の形態美を醸し出す。


倶知安機関区の二つ目重装備79616号機

●倶知安機関区時代の同機は重装備に二つ目ライトという厳めしいスタイルで人気がありました。左右でデフレクター形状が違うのも大きな特徴でした。後に通常のヘッドライトに交換され、現在はその形で北海道に於いて保存されています。

C575号機と11号機

●梅小路機関区の5号機と福知山機関区の11号機。この有名な両機がこのように顔を合わす事があったかもしれません。
現在はどちらも兵庫県に於いて静態保存されています。

特急「カモメ」牽引機C57 

●モデルは手前がC5711号機。奥がC5765号機。どちらも特急「カモメ」牽引経験のある2機です。11号機は晩年、近畿地方で働き、65号機は最後まで九州内で働きました。晩年の出で立ちでこの2機は出会う事が無かったでしょうが、模型の世界では自由に再現する事が出来ます。


小樽築港機関区のC623号機

●C623号機だから・・やっぱり北海道。夏の夕暮れ時を再現してみたつもりです。3号機は特にナンバープレートの位置が少し低い目に付いていたのが特徴でした。

高原を往くC56
 

●これは何となく小海線のイメージを狙った写真です。使用機は125号機。本来、この機は糸魚川機関区所属であるが、小海線貨物繁忙期に助っ人として使用されたらしい。つらら切りを兼ねたデフステーが大きく上方に湾曲した形状が大きな特徴となっていた。こちらに125号機のモデルを紹介しています。

山間部を走るC12

●中央本線・恵那駅から明智までの短い路線を中津川機関区所属のC12が走っていた。短い割には起伏に富んだ路線であり、33‰という急勾配も随所に存在していた。現在も第3セクター明智鉄道として健在であり、近年C12244号機が動態復活している。現在は圧縮空気による動態だが、蒸気で走るようになって再び本線上での活躍見られたら素晴らしい事。模型は、その印象で作ってみた。


夕焼けの中、のんびり走るC11

●模型は倉吉線のイメージで作ってみました。倉吉線というのは山陰本線・倉吉駅から関金を結ぶ短い盲腸線。昔、そこに米子機関区所属のC11が走っていました。いかにも日本のローカル線というイメージが漂うのんびりした路線でした。確か、1日3往復という形で荷客列車を牽いていたように思います。現在は廃止され、線路跡も鉄橋も消えてしまいました。ちなみに関金町は著名な温泉地です。

夜の機関庫

●機関庫はトミーの3線式レンガ造り機関庫をさらに塗装して簡単なモジュールとして製作しました。庫内には白色LEDを組み込んで臨場感が出るように工夫してみました。モデルの機関庫はどうも糸魚川機関区のものがプロトタイプのようです。当初、プラ板でオリジナルを製作してみようと考え、途中まで作りましたが模型店でこの製品を見つけて即、購入してしまいました。
昔は夜でも機関区に入る事が出来て、当時はバルブ撮影によって写真撮影したものです。 模型の世界では手軽に表現出来て良いですね。

九州C56お召機関車イメージ

●昭和47年(1972年)「鹿児島太陽国体」お召牽引のため特別装備された。 模型は庫内のものが91号機。手前が135号機。実際は91号機と92号機が重連運転を行い、135号機は予備機として整備された。模型の91号機は「KATOC56小海線」を改造。135号機は足回り・テンダーがマイクロエース製、エンジン部上部はフルスクラッチで製作したもの。お召機関車の製作も楽しいものです。

北海道・倶知安機関区の重装備9600

●有名な北海道・倶知安機関区の重装備9600の出庫前の様子をイメージしてみました。特に有名な二つ目の79615号機と79618号機です。実物はもっと汚れていた感がありますが、模型には最低限のウェザリングに抑えてあります。今回から描画ソフトを使用して煙や蒸気の表現をする事にしました。

朝日の中のC12

●明知線・貨物運用前のC1274号機をイメージしています。モデルの足回りは黒染めし、臨場感が出るように表現してみました。煙は描画ソフトにて表現してみました。


■このコーナーも少しづつ更新していく予定でおります。

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