C56125号機 1938年3月三菱製。七尾機関区を皮切りに後、糸魚川機関区配属。大糸線で活躍。時折、小海線まで出張する事もあった。上方に大きく湾曲した特異な形のツララ切りを兼ねたデフステーが特徴。テンダーにも、
上・横に張り出した手すり兼ツララ切りを装備。 さらに四面に大型形式入りナンバープレートを付けていた。 1972年廃車。



C56125号機の特徴(大糸線時代)・・4面とも形式入りナンバープレートを装備。シールドビーム装備。デフステーはつらら切りを兼ねている。ダブルコンプレッサー仕様であり、調圧弁もボイラー後方上部に付いている。テンダーには特徴ある形状の乗務員つかみ棒を兼ねたつらら切りを装備。

モデルはKATO・C56小海線をベースに改造。ボイラーのモールドはほぼ全部削り落とし、真鍮線や銅線を使って作り直した。この機はダブルコンプレッサー仕様なのでプラ棒を加工して表現。テンダーツララ切りも真鍮線をハンダで組みパーツを自作。デフレクターはレボレーションファクトリー製。デフステーは真鍮板にて自作。火の粉止・スノープロウはやえもんデザイン製。標識灯は銀河モデル。 後部ライトの位置替え。ファイバーを介して点灯するように加工。架線注意板・各種表記類、自作。 後は資料を見ながらディテール追加。
非公式側。蒸気機関車というものは方向や角度等、見る位置によって表情が変わる。それは実物もそうだし例えモデルであってもそんな気がする。この機関車は特徴あるツララ切りを装備しているのだが、その湾曲の度合いのバランスが難しい。モデルに表現するにあたって最も難儀した部分。
●NEW!上写真のモノを少しレストアしました。空気作用管の作り直しとデフステーの作り直しです。特にデフステーの湾曲具合が気になったので真鍮帯を使って製作。どこがどうのというレベルですが・・・。
●NEW!上の写真の続きです。もともとこのモデルは160号機を作った際に失敗したボイラーを使っています。瞬間接着剤を大量にこぼしてしまいギトギトになってしまったのでした。でも勿体なく思ったのでペーパーをかけて修正を施し、125号機への改良を思いついたのでした。

2013・11月製作  (こちらの写真はレストア前の写真を使っています)

  


  


  


   



実機写真 (JE2DLM様のHPより画像拝借)糸魚川機関区。この機関車は何気に有名だと思う。特徴あるツララ切りから・・何といっても形式入りナンバー。しかも全面に。SLブーム最高潮の時に出版されていたいろんな鉄道雑誌には必ずといっていいほど写真が掲載されていた。
しかし・・・残念ながら私は実物を見た事が無い。これは是非、模型化してみたいと思っていた。前身のマイクロエースから特定ナンバーとして発売予定に入っていたので、是非購入したいと・・・模型の実物を見て驚愕!!私のイメージと違うのであった。まあ、当時のNゲージ用モーターであれば仕方ないメーカーの諸事情があったのであろうが。




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