8630号機 1914年汽車会社大阪にて落成。神戸局配属。近畿圏・関東圏にて活躍。1971年10月1日弘前機関区配属。その後K-7型門鉄デフレクターを装備。1972年梅小路機関車館にて動態保存が決定。記念として五能線に於いて、さよなら列車運転牽引機に抜擢される。1972年9月14日梅小路区正式配属。門鉄デフレクター撤去。 1979年廃車となるが、その後展示運転用備品として動態保存される。2016年4月29日京都鉄道博物館落成。現在も構内に於いて、「SLスチーム号}牽引として活躍している。
モデル製作2020年11月
●元モデルはKATO8620東北型を使用。ボイラーモールドはほぼ削り落とし、真鍮・燐青銅線にて新製。手すりは製品のものを同機の特長に合わせて後端部を切断後、取り付けています。装飾ボイラーバンドは真鍮線を貼り付けた後、塗装後磨き出しにて表現。同機の特長であるボイラー上の鐘は真鍮線・板を使ってハンダで自作してみました。この製作はシビアです。煙室戸ハンドルはタヴァサ製のものと真鍮板を組み合わせて作ってみました。キャブ窓の装飾も真鍮線にて表現してみました。 このモデルの特長でもあるフロントボイラー下部の、いわゆる「首」の部分は欠きとってプラ板で補修のうえ、組んでいます。 |
●前照灯は銀河モデル製。内部に直接電球色LEDを組んで、リード線にて元モデルの基盤にハンダ付けしています。手すり部分は元製品を使わずに作り直したほうが良かったかも・・・・。ナンバープレートはレボリューション製。架線注意板はプリンターで自作したものを貼り付けました。 |
■写真を明確に撮影するのは難しいですね。
●製作途中写真
■このモデルの肝はやはり・・・「鐘」の製作でしょう。これが難しい!!私の場合は雰囲気重視?!という作りになってしまいました・・・。肉眼では一見良さげですが、写真撮影すると拡大化されますので恐るべき仕上げとなってしまいます。思ったより改造箇所が多くて困惑して製作しました。
●実機写真
■京都鉄道博物館に於いて「SLスチーム号」として活躍している同機です。いつまでも元気で活躍してもらいたいものです。
■いつかは梅小路のハチロクを作ろうと思いつつ・・・なかなか。C50型を改造して作ろうと考えた事もありましたが、なかなか・・・・KATOさんが良好なプロポーションの8620を発売してくださったおかげでようやく作る事が出来ました。 下手なりにも8630号機が作れて」良かったです。