C575号機  1937年7月1日川崎車輌兵庫にて新製。直後、梅小路機関区配置。その後宮原・姫路機関区を経て1944年1月金沢機関区。1958年10月北陸線に於いてお召列車牽引。1964年10月、福知山機関区転出。1966年古巣の梅小路機関区配属。1971年7月豊岡機関区配属。1972年浜田機関区配属。山陰本線で活躍。この時、正面の形式入りナンバープレートが普通のモノに変更された。1974年浜田機関区に於いて廃車。 現在は兵庫県姫路市・御立交通公園にて静態保存されている。 余談だが、現在、動態保存されている、C571号機が阪神大震災時被災。この5号機のパーツを一部使用し、修繕されたらしい。


金沢・梅小路時代の特徴・・ツララ切りと前面ナンバープレートが形式入り。(後、梅小路区に於いて、ツララ切りが外され、同時にデフレクターに蝶番式点検窓が設けられた)

元モデルはKATOC57一次型。空気作用管をはじめ気になるモールドは除去。銅線・燐青銅線・真鍮線等で作り直している。ランボードに白線を描き込み、デフとの隙間部分は薄い白デカールを貼って消してある。赤色LEDチップを直接ダミーとして標識灯に似せて加工。(ダイレクトなので少し明るすぎる感があるが個人的には結構好きです。)テンダー後部も同じように加工。テンダー前照灯も電球色LEDにて点灯加工。また、今回はマイクロエース製品に使われていた電球があったのでキャブ内も点灯するように加工してみた。
公式側。C57ならではの美しいサイドビュー。KATO製品はプロポーションに優れているので、基本的に加工は楽しい。
非公式側。例によって架線注意板や標記はデカールを自作して表現。細かいパイピングは実車写真を見ながら作り込んでいる。
山陰本線の、とある駅舎のイメージ。
福知山機関区の僚機C5711号機とのツーショット。実際にこのような場面が存在したかどうかは不明だが、おそらく数回は顔を合わせているのでは?

模型製作2018・5月
  

  

  

C57のボイラーはやはり細いです。模型加工していると特にそう思います。その前に9600の加工をしたばかりなので尚更です。1750mmの大動輪の足回りがいかにも速そうです。


製作途中写真
   
  あまり写真を写していませんでした・・。ついつい撮り忘れてしまいます。


実機写真(JE2DLM様のHPより画像拝借しました。)
 C575号機実に恰好良いですね!!


私自身、残念ながら実機は見た事がありません。この5号機は「梅小路の秘蔵っ子」という表現で当時の鉄道ピクトリアル誌に掲載されていました。くしくもサヨナラ列車牽引の写真と共に。私が蒸機写真に目覚める1年前くらいまで、この機関車は形式ナンバーも誇らしげに地元の京都口に於いて活躍していたのでした。嗚呼残念!!何故、もう少し早く興味を示さなかったのでしょう・・・。
すごく作りたかった機関車故に情景写真も少し多めに掲載してみました。


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