C56126号機 1938年3月16日三菱重工業神戸造船所にて落成。新製配置は北海道・岩見沢・深川機関区を経て、1941年より九州・吉松・南延岡機関区配属。1951年より信州・飯山・上諏訪・長野機関区にて活躍。長野時代に集煙装置が装備されたらしい。1973年度より、山陰の浜田機関区に配属され、三江北線にて活躍。1975年2月17日廃車。日本各地をこれだけ渡り歩いた機関車も珍しい。尚、集煙装置は最後まで装備されたままであった。  現在は山梨県北杜市小淵沢町に於いて静態保存されている。


C56126号機(長野・浜田時代)の特徴・・何といっても長野式集煙装置。シールドビーム仕様。キャブ旋回窓装備。キャブ屋根延長。

KATOC56小海線を改造。ボイラーの気になるモールドは削り落とし、新たに真鍮線等で作り直した。特徴ある集煙装置・スノープロウ・ナンバープレートはやえもんデザイン製。旋回窓は銀河モデル製。テンダー標識灯は、進行方向によって切り替わり点灯するように赤色LEDを組み込んでみた。元製品のライトユニットには空きラウンドが一つあるので、それを利用すると便利。あとは光ファィバーで導光すれば完成。架線注意板・各標記は自作。
非公式側。集煙装置のクランク部分は真鍮帯を削って自作。塗装はタミヤセミグロスブラック缶スプレーで行い、薄めたアクリル塗料で墨入れを行っています。足回りを中心にフラットアース&レッドブラウンで軽くウェザリングを行っています。
大糸線の印象。勾配とトンネルの多い地域ゆえの集煙装置。昔、ファンのいたずらで同機のデフに、紙製のツバメマークが付けられ、そのまま気づかずに運転された事があったそうです。のどかな時代でした。運転士のフィギュアを乗せてみました。小型機と云えど、人と比較すれば大きく感じます。

モデル製作2012年12月

  

  

  

  


●製作途中写真
  

爪楊枝と比較して・・いかに小さなモデルかがわかる。製作に夢中になっていて写真撮影を殆どしていませんでした。126号機は空気作用管の形が良かったのでそのまま利用しています。


●実機写真
  ■いずれも山陰本線・益田駅にて撮影。S49年3月


C56126号機は自分にとっては非常に思い入れのある機関車です。コンパクトなボディに集煙装置付き重装備という異色の形態が気に入っていた。同機は当時、三江北線で活躍していたのだが、撮影に出かける事もままならず諦めていた。が、高校入試後・・九州蒸機・撮影旅行を敢行。帰路、たまたま山陰線・益田駅にて同機を発見!!帰路列車の停止時間2分程の間に必死で撮影したのが上の写真2点。ただただ嬉しかった。マイクロエースの足回りを利用して、何回もスクラッチに挑戦!!今回、KATOさんから素晴らしいプロポーションのC56が発売されて即改造。感謝!!



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