79618号機  1924年川崎製。新製直後札幌局、配属機関区詳細は不明。 その後、岩見沢・北見・室蘭機関区等配属。その頃ヘッドライト2灯工事がなされるが、日時等は不明。倶知安機関区配属時は給水温め器をボイラー上に乗せヘッドライト2灯の蒸気機関車として、最も重装備として人気があった。その後池田機関区に配置され、1975年5月30日廃車となってしまった。


79618号機(倶知安時代)の特徴・・二つ目前照灯。ボイラー上の給水温め器等・・9600史上、最も重装備とされた有名な機関車。

モデルはマイクロエース79618(初期ロット)を使用し、フルディテールを目指して製作。ただ、キャブのボルトディテールが表現出来なかったのが残念。ギミックとしては二つ目ヘッドライト・後部ライト点灯。前後標識灯点灯加工を施してみた。前後進の際、切り替わるようにした。ボイラー上の給水温め器・デフレクター・前照灯・煙室戸ハンドルはやえもんデザイン製。LEDはモデルシーダ製。その他はスノープラウ冷却管等殆どのパーツは自作した。モーターはキャブ内をすっきり見せるため、今回はアルモーターに換装してみた。
非公式側。給水温め器から延びる布巻管は真鍮線にマスキングテープを細切りし巻きつけて表現。架線注意板はプリンターで自作。表記は手描きにて表現。(本当はR社のインレタシールを貼れば恰好良いのだが、どうしても上手く貼れずに断念)
以前製作した79615号機とのツーショット。同じく重装備であるが、配管等のレイアウトが微妙に違う。
以前から製作したかった機関車なので嬉しくてもう一枚写真追加。トミーの3線車庫内にLEDを配して庫内の印象が良くなるように加工してみた。

2017・4月モデル製作

  

  

  

  

 

重装備機関車の製作を行う際、配管の取り付け順序に試行錯誤・・モデルのモールドは殆ど削り取ってしまう事が多いのですが、さて、組もうと思うと???実機写真との睨めっこの始まりです。


私自身、この機関車を肉眼で見た事も無く、当然、写真もありません。ただ、当時、スターC622号機とは、また違う・・・道内では有名な蒸機であったのはいうまでもありません。有名な「蒸気機関車の角度」という写真集にもこの機関車が取り上げられており、そのディテールフルな姿にいつか模型化したい!という願望を抱かせてくれるものでした。今回は実機写真も用意出来ませんでしたが、模型製作に於ける詳細はトップページにリンクしてありますので合わせて見ていただければ幸いです。





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