9633号機  1914年川崎造船所にて落成。中央本線・函館本線・胆振線・岩内線等、主に北海道を中心に活躍。最終区は小樽築港機関区。1972年9月24日をもって廃車。梅小路蒸気機関車館に有火配属される。機関車館開館時は動態状態であり、構内運転も行われていたが、現在(京都鉄道博物館)は静態保存となっている。昭和42年TVドラマ{旅路」に小樽築港機関区時代に出演。その際、通常プレートから現在の形式入り大型ナンバープレートに変更された模様。


9633号機の特徴(小樽築港時代)・・前照灯横に、シールドビーム補助灯。BOX状のテンダー形状。形式入りナンバープレート装備(普通ナンバーの時も確認)ランボードは真ん中が出っ張ったタイプ。

元モデルはマイクロエース9633(ゼブラ模様入り)。元モデルのゼブラマーキングが大変きれいに入っているので購入した次第。小樽築港機関区時代には確かにこのような模様が入っている時期が存在したので、モデルもその時代を表現。不要モールドを削り取り真鍮線等を使用して実車に近づくように作り替えてある。モデルでは省略されている部分のディテールを追加加工した。
非公式側。私の作例ではいろんな粗が目立ちますが、こうして写真に撮ってみるとさらにそれがクローズアップされてしまうので怖くなります。

2008年9月モデル製作

  

  

  

  

ゼブラ模様の機関車は敬遠されがちだと聞いた事がありますが、私個人的には結構好きです。ライヴ感のある虎猫です。 


●実機写真  いずれも梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)にて撮影。特に一枚目の写真は機関車館開館直後の有火状態の9633号機。
  


梅小路に来てからは煙室戸ハンドルも替えられ、他にも微妙な部分が改修されている。最近は特に脚光を浴びる事無く、静かに庫に佇んでいる様子。大正の名機9600が動いてくれれば素晴らしいのに・・・。




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