C56159号機  1939年4月10日川崎重工製。新製後、中込機関区に配属され、小海線等で活躍した。晩年は七尾機関区に配属、その折、デフレクターに点検窓が開口された。1974年6月12日廃車。石川県羽咋市にて静態保存されたが、後に解体されてしまった。現在第3動輪のみが京都鉄道博物館に於いて保存されている。


C56159号機の特徴(小海線時代)・・・シールドビーム仕様。小海線時代はノーマルタイプのデフレクターだったが七尾線時代に点検窓が開けられた。キャブ屋根延長。小海線C56のプロトタイプのような機関車。

KATOC56小海線をほんの少しだけディテールアップ。159号機はモデルのプロトタイプといっていいぐらいの完成度なので、殆ど触るところが無かった。ナンバープレート・煙室戸ハンドルはレボリューション製。スノープラウはやえもんデザイン製。後はほんの少し、ボイラー廻りを真鍮線で加工したぐらい。架線注意板・その他表記はプリンターで製作。塗装はタミヤセミグロスブラックを塗装、その上から軽くファインケミカル黒染めスプレーを塗布。細部は面相筆で軽く墨入れ&ウェザリング仕上げ。
公式側サイドビュー。晩年・七尾線時代の姿を表現するつもりでしたが、デフレクターに点検窓を開口するのに何故か抵抗を覚えたため没。結果、小海線仕様とした。

モデル製作H26年6月

  

  

  

 ●C56の形態は可愛らしく、愛称:「高原のポニー」とはよくいったものです。


●実機写真

  

●左から七尾線能登中島駅・穴水駅発車の159号機(S48年3月撮影)・京都鉄道博物館に於ける159号機動輪。(せめて動輪だけでも保存されて良かった。でも寂しいなァ~)


国鉄蒸機終焉の頃、C56見たさに京都から七尾線まで夜行列車で出かけた。既に小海線のC56は廃止された後で本州では、ここ七尾線と三江北線でしか見る事が出来なかった。七尾線C56は高原のポニーというイメージは感じられなかったが、日本的な風景の中を走るC56には大いに感動した。当時、七尾機関区には形式入り赤ナンバーの124号機と小海線から遠路やってきたこの159号機の2輌が在籍していた。私にとっては思い入れのある機関車である。


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