C57190号機  C57190号機は戦後形C57四次形のトップナンバーである。外観的な特徴は本来のC57よりもボイラー径がやや太く、デフレクターの形状も異なる。遠目に見ればC59と見間違える感もある。190号機は1946年三菱製。門司港に配置された。晩年は梅小路機関区に配属され、山陰線での客貨牽引に活躍した。紀勢本線活躍時代に取り付けられたと云う、集煙装置が大きな特徴でもあったが、晩年取り外された。 1971年6月1日廃車。


C57190号機の特徴(梅小路・旧時代)・・鷹取工場式集煙装置・ボイラー上の重油併燃装置が特徴。

元モデルはKATOC57四次形を使用。特徴ある集煙装置・動力逆転機・スノープラウはやえもんデザイン製。モデルは解放キャブ仕様だが、あえて密閉キャブに改造。ボイラー上のモールドも気になる部分は全て削り取り、新たに真鍮線や銅線を使用して作成。スノープラウのC57ロゴや架線注意板その他表記はスライドマークを自作して表現した。デフレクターの点検窓は穴埋め作業を行い、そのまま使用している。特徴ある先輪形状も表現。後部ライト点灯加工。 その他細部は実機写真を見ながらディテールアップを施している。
特徴あるC57190号機の顔。貴婦人と称される本来のC57とは一線を画した、特徴あるいでたち。

H26年7月モデル製作

  

  

  

  

  


■実機写真 当HPリンク・・「勝手&気まま」 佐々木 昭彦さんのHPより画像を拝借致しました。

  

梅小路機関区、扇形車庫に憩うC57。こうして見てみると4次形190号機のボイラーの太さが歴然。集煙装置を外された晩年の姿である。そのため煙突の長さがやや短く、同機の大きな特徴となっている。

■製作途中写真

           
●実機写真を見ながら・・ちまちまとディーテールアップ。自己満足の醍醐味です。


C57190号機は雑誌やHPの記事でよく見た事がありますが、私自身・・実物を見た事ありません。 遠い昔・・・・父親に連れられて兄と私は京都からほど近い秘境(?)保津侠へキャンプに行きました。その時の記憶に・・・京都駅から乗った蒸気機関車の思い出があります。列車がトンネルに入った際、煙に襲われ大慌てで車窓を閉めた記憶が残っています。 今から思えばかなりの近場な訳ですが、当時の私には遠いところに汽車に揺られて着た。という想いでとして残っています。その時の牽引蒸機は当然C57だったのでしょう。



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