C5772号機  昭和13年(1938年)川崎車輌製。新製直後は水戸機関区配属。晩年は鹿児島機関区配置。当初、標準デフレクターを装備していたが、昭和46年頃、門デフ装備。(C5721号機より譲り受けた。ちなみに21号機は24号機より譲り受け。)前面に形式入り大型ナンバープレートを装備していた。昭和49年(1974年)廃車。


C5772号機の特徴(鹿児島時代)・・小倉工場製K7形門デフ装備機。C57最後の門デフ機。前面形式入りナンバープレート。

モデルはワールド工芸九州キットを組み立てた。かなり前に組み立てたモノだが、気に入らない箇所があったため、塗装を剥がして改修しようと思った矢先に床に思い切り落下させていまい・・これをきっかけにキャブ・ランボード下配管を元キットのエッチングパーツから真鍮線に交換。リアル感を出そうとした。ここまですると他のパーツも触りたくなってくるので、気になるところは全て真鍮線に交換した。塗装はエッチングプライマー塗布後、グリーンマックスの缶スプレー(黒・半光沢)使用。その後、ファインケミカル黒染めスプレーを機関車上面を中心にスプレー。細部は面相筆で色入れ。架線注意板・他表記自作。

2015・7月製作

  

  

  
    


●実機写真。一枚目は標準デフ装備のもの。(JE2DLM様のHPより画像拝借)   2枚目は72号機では無いが、ほぼ同型の門デフ装備の117号機

                     


●製作途中写真。 床に落としてクラッシュさせた直後。まあ、そのおかげで各部をじっくり見直す事が出来た。しかし・・金属は一度曲がると正確に修復する事が相当シビアになるので大変。キャブ屋根は思い切り変形してしまった。
                  


当初、このキットを入手した際、九州・宮崎機関区で見た117号機にする予定でした。だが、キットに添付していた形式入りの72号機ナンバーを見たとき、心が流れてしまいました。実機は見た事が無いのですが、最後の門デフ機という事でも制作意欲が大いに沸きました。


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