C5765号機 1938年8月19日川崎車輌兵庫にて落成。新製後、梅小路機関区を皮切りに宮原・門司機関区配属。1950年鹿児島機関区へ配属される。1953年頃、小倉工場に於いてK-5型デフレクター装備。1954年再び門司機関区へ。特急「かもめ」運転専用機となり、美しく装飾・整備されていた。1958年大分機関区。1968年宮崎機関区配属。日豊本線を中心に活躍。1974年6月20日廃車となる。 熊本県にて静態保存されているC12241号機へ門デフを流用。
C5765号機日豊本線時代の特長 何といっても特異な形状のK-5型デフレクターが特徴。
●元モデルは足回りとテンダーがトミックスC57135号機。エンジン部上回りはワールド工芸C57(初期)キットを流用。デフレクターは当初、レボリューションの製品を利用したが、少し印象が違うので、結局、ワールド工芸C57九州型の余剰品を使用した。私の保存状態が悪かった為、改修して使用した。配管類は実機写真を見ながら工作。 足回りにトミックス製を使用しているので、ライトや標識灯の点灯加工は容易なので行った。ライトは銀河モデルのものを加工し、内部に直接、電球色LEDを組み込んだ。前後ライトと前後標識灯はテンダー内にダイオードと抵抗を組んだ基盤を自作して組み込んでいます。 進行方向によって切り替わるようになっている。 走行状態はさすがにトミックス製だけあって好調。(ワールド製はけして悪い訳ではありません。ちゃんと走ります。ただ、細かな調整は必要です。) 塗装はグリーンマックス缶スプレーで行った。 |
●モデル最終調整 2019年3月
■角ばった独特の形状のK-5型門鉄デフレクターが実に恰好良いですね!!
●ギミック
■LED効果の写真です。前標識灯は直接チップLEDをそれなりに見立てて利用しています。(少し明るすぎるか?)テンダー側は埋め込みライト(光ファィバー等で自作)の裏側にLEDチップを貼り付けています。
●実機写真 (JE2DLM様のHPより写真転用させていただきました) 1967年頃、日豊本線・南延岡での撮影だそうです。
■大昔、九州SL撮影旅行の際、宮崎機関区も訪れたのですが、結局65号機に出会う事が叶いませんでした。
■今回のモデルはワールド工芸とトミックスの合体だったのですが、ワールド工芸は真鍮製であり、発売当初からファインスケールという事もあり、(ただ、初期キットはやや、横が幅広の為ランボードを少し削る荒業で対処)製作するのは思ったより楽でした。このモデルはかなり前に製作したので、何故、2個一にする必要があったのか???今となっては不明です。余剰となったワールドの足回りは後にC51176号機(当HP掲載)に流用しています。さて、トミックスC57の上回りはどうなってしまったか・・・実は不明となっています。自分で加工しておいて忘れているとは・・・・恐らく部品取りの悲しい犠牲になってしまったのではと思われます。