C12167号機 1938年3月20日日本車両名古屋工場に於いて落成。米子機関区配属。後、鳥取機関区。1946年10月19日加古川機関区に転出。加古川線の運用に活躍した。1972年3月31日奈良運転所配属。構内入換業務で活躍。1973年11月1日九州・吉松機関区を経て1974年南延岡機関区配属。1974年6月12日同区に於いて廃車。同年11月兵庫県香美町中央公民館に於いて静態保存される。2007年8月8日若桜駅に移動。同年10月に動態復元される。現在は圧縮空気による構内運転イベントも行われている。


元モデルはKATOC12。.ボイラーモールドを削り落とし、空気作用管をはじめとするパイピング類は燐青銅線や真鍮線で作り直した。煙室戸ハンドルはやえもんデザイン製。シールドビームは銀河製を加工して点灯加工してみた。後部標識灯はLED点灯加工。前進時に赤く点灯する。キャブ内も点灯するようにしてある。
非公式側。ATSや調圧弁から延びる配線などは銅線を使って表現。塗装はタミヤセミグロスブラックを吹き付け、更に、ほんの軽くファインケミカル黒染めスプレーを吹いてみた。細部はタミヤ墨入れ塗料ダークブラウンで軽くウェザリングしてみた。
奈良運転所のイメージで。バックに「月と鹿マーク」デフレクターで有名なD51882号機を配してみた(HP未発表)。

モデル製作2015年8月

  

  

  

  

どちらかというとプロトタイプに近い美しい形態をしていると思います。キャブ後方窓は塞がれています。


●実機写真  1973年頃、奈良運転所構内にて撮影

       


この機関車は私が初めて撮影したC12でした。当時は奈良運転所に於いて、15輌のD51に囲まれながら、たった1輌で構内入換えに従事していました。その姿は大変可愛らしく、心に残りました。後、九州に移転しながらも兵庫県で保存され、尚且つ、若桜駅にて動態復元までされ、空気圧縮とは云えど走る姿でファンを魅了しています。(若桜イベントで全面ピンク塗装には驚愕しましたが・・・・)



 
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