79615号機   北海道・倶知安機関区の名物、二つ目重装備9600のうちの1輌。 大正13年2月、日本車両製。胆振線・岩内線。富良野線・夕張線・室蘭本線等で活躍。昭和47年7月廃車。現在は倶知安町にて静態保存されている。


79615号機の特徴(倶知安時代)・・二つ目前照灯。ボイラー上の給水温め器。その他・・当時7輌あったとされる倶知安機関区の重装備9600の中の一両。

モデルはKATO9600をベースに北海道重装備に改造しました。 給水温め器・切り詰めデフ・回転火の粉止・二つ目ヘッドライトその他、やえもんデザイン製。二つ目ヘッドライトはモデルシーダの極小LEDにより点灯可能としました。ボイラーの不要なモールドは殆ど削り取り、真鍮線や銅線等を駆使して製作。その他多くは細々と自作パーツで賄っています。


こちらは非公式側。冬のイメージを想定してレイアウトしてみました。


2012・9月製作

  


  


  


  



実機写真(JE2DLM様のHPより画像拝借) 倶知安機関区重装備キューロクの中では79618号機に次ぐ重装備。北海道の厳しい環境の中で育まれたのであろう、機能美溢れるこのスタイルはファンにも大変人気があった。



製作途中写真


   ●二つ目ライト点灯!!


もともと重装備機関車が大好きな私が好んでチョイスしたのが、この79615号機。79618号機は既にマイクロエースから特定機として発売されていたので、敢えてこちらを選んだ。ベースとなったKATO製品は1/150スケールよりやや大きめなのだが、モーターの位置関係によるバックプレートの表現有りなので選んだ。ただKATO製は分解が難しく、それに加工する手順も厳しく結構、製作に時間がかかってしまった。9600に限ってはマイクロエース製品のほうが加工はし易いと思う。 二つ目ライトはLEDを直接ライト内に仕込んであるので明るく点灯し、尚且つ、リード線も極細なのでデフステーに這わせて処理しても目立たない。
79615号機は現在、静態保存もされているので資料も豊富で製作しやすい。本当は実機を見に行くことが出来れば良いのだが・・なかなか。



前のページへ戻る  トップページへ戻る