C623号機  C623号機は昭和23年(1948年)6月日立製作所製。新製後は糸崎・広島第一機関区を経て、梅小路機関区に転入。特急「かもめ」等牽引に活躍した。昭和31年に国鉄鷹取工場に於いて、ボイラー振替後、
北海道・小樽築港機関区転出。北海道に渡ったC62の一番手。函館本線で急行「ニセコ」等の運転を経て、昭和51年(1976年)廃車。 後に動態保存として再び活躍したが。現在は静態保存となっている。



モデルはワールド工芸C62東海道(初期キット・真鍮製)を組み立てました。当初は2号機として作りましたが、後に同じワールド工芸から2号機の特定キットが発売されてしまったので、今度は1号機仕様にしてみようと・・シンナープールに漬けて塗装を剥がし、パイピング等も取り去り、1号機仕様として作り直しました。しかしながら・・気が変わってしまい・・今度も同じような作業で3号機に改造してしまったのです。そのような事を繰り返してしまったおかげで元キットはピンバイスの穴やハンダ等の汚れでかなりダメージを受けています。心を込めて修復したおかげで何とか形になった次第です。  煙室戸はハンドルやナンバー含め、やえもんデザイン製に置き換えました。この3号機に限りその他のパーツは何故か殆ど自作に依るものが多いです。元キットの使えるものは全てそのまま使用しています。 塗装はタミヤメタルプライマー塗布後、やはりタミヤの缶スプレーセミグロスブラックを使用しました。更にグンゼの墨入れカラーブラウン・ブラックを少々。細部の色入れは面相筆を使って塗装しています。
NEW!!非公式側。北海道らしさを狙った写真にしました。上記写真の塗装をもう一度やり直し、尚且つ各部の歪みを修正しました。ベースにも水性ペイントの白をさらに吹き付けてみました。
2号機とのツーショット。函館本線のスター2号機と3号機に依る急行「ニセコ」の重連運転はまさに鉄道ファン感涙のゴールデンコンビ。 私はそのような事が書かれていた雑誌の記事とこの2輌が黒煙を上げて走っている写真しか見た事ありませんが・・・・・。
NEW!!こちらも新しく撮影したものです。夏の夕暮れ感を意識しています。現在、3号機は静態保存となっていますが、再び、北海道の大地を駆け抜ける事が実現すれば良いですね。

2012・4月製作


  


  


  


  ちなみに白いパイピングは寒冷地使用のため、白布を巻いた直後の様子です。



   実車写真(JE2DLM様のHPより画像拝借) 2枚とも小樽築港機関区にて。



この機関車の視覚的な特徴は一番に顔つきです。ナンバープレートの取付け位置が他のC62に比べてやや低いのです。大きなボイラーの割にはやや小顔に見えてしまいます。最近発売されたKATOのC62製品で2号機と3号機がプラ製完成品として発売されましたが、この3号機の特徴を見事に捉えられていて笑ってしまいます。もちろん2号機とのパイピングの差も。




前のページへ戻る  トップページへ戻る