C51225号機  昭和元年(1926年)汽車会社製。名古屋機関区に新製配置された後米原・稲沢等を経て梅小路機関区へ。お召牽引の実績もある。1961年亀山機関区へ配属。 化粧煙突、給水温め器等の配管もC51の原型をとどめており、人気があった。昭和40年(1965年)廃車。




モデルはワールド工芸キットをハンダ付けで組み立てました。素組みでもそこそこの形にはなるのですが、やはり給水温め器から出るC51の肝のパイピングは「蒸気機関車の角度」なる本を見ながら真鍮線で正確に作りました。
後は細かな空気作用管等を銅線で表現して取り付けです。相変わらずワールド工芸のキット最大のポイントは足回り調整のシビアさに尽きます。簡単なようで意外と難しい・・それとボイラー部とキャブとの正確な取り付け。これもかなりシビアです。僅かな綻びがあると最終組み込みの際、必ず後悔して、結果やり直しとなります。
非公式側。架線注意板や元空気ダメ等の表記はデカールシールを使って自作しています。現場ではそれなりのライヴ感ある自然ウェザリングもあったのでしょうが、何故かC51形式、しかも225号機はピカピカに仕上げたいという思いがわいてきます。

2014・12月製作


  


  


  


実機写真(JE2DLM様のHPより拝借)この機関車の実物は見た事が無いが、有名な機関車らしく、昔、いろんな雑誌で見た事がある。C51形式としてはかなり晩年まで残っていたせいもあり、さらに他のC51のように大きな改造もなされないまま残っていたのが人気の要因だと思う。 私としては・・・梅小路や亀山機関区に在籍していた機関車という事例だけで一番に模型表現してみたい候補に挙がってしまった。



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