C591号機   1941年5月24日汽車製造会社にて落成。名古屋機関区配属。1953年12月2日姫路第2機関区配属。1956年11月1日門司港機関区を経て、1962年8月26日熊本機関区。同機関区に於いて、1966年10月22日廃車となる。国鉄小倉工場にて保管されていた。現在、九州鉄道博物館に於いて美しく整備された状態で静態保存されている。


元モデルは2001年度発売のワールド工芸C59キット。動力はテンダーに収まっており、ウエイトも目一杯詰まったもので、メーカー組み立て調製品だった頃のもの。現在、ワールド工芸の動力はユーザーが組み立てるものに変っている。走行性能は現在の製品に比べると非常にシビア。ただ、当時、他社の製品は1/140スケールのものが多く、ワールド工芸の1/150ファインスケールモデルは高級品の印象が大きかった。走らせるというよりも飾って置くもの的だった。
当時に組み立てたものの、ハンダ付けもままならぬ完成度で、暫くタンスの中で眠っていたものを最近レストアしてみた。
非公式側。実機写真を見ながら、ボイラー配管等を中心にディテールアップしてみた。また、熊本機関区時代を想定してナンバープレートも緑色にしてみた。流石にワールド工芸製だけあって、プロポーション的には問題無く、また素材の持つ独特の質感はプラ製品とは異なる。
架線注意板はプリンターで自作したものを取り付け。キャブ下配管もディテールを追加してみた。デフレクター取り付けステーが後ろ側のみ湾曲しているのも表現。

モデル製作2001年10月。2019年4月再調整。

  

  

  

写真撮影が素材の持つ質感のためか?(言訳)・・・どうも微妙です。毎回、写真撮影は結構苦労しています。


●製作途中写真
          

レストア中の写真です。塗装を剥がして、パイピング等を再取り付けしている状態です。


C59形式は現役時代は見た事が無く、梅小路機関車館の164号機しか知りません。大型のテンダーといい、国鉄線上を走る姿はさぞ壮観だったのでしょうね。






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