C1267号機 1933年12月1日 日立製作所製。新製後門司局を経て鹿児島機関区配属。1937年長野県・松本区信濃大町支区配属。1966年上諏訪機関区配属。入換専用機として活躍。1972年中津川機関区配属。1973年4月に同区に於いて廃車。現在、長野県・茅野駅東口にて静態保存されている。


●上諏訪・中津川機関区時代はゼブラ塗装が施されていた。

元モデルはKATOC12。コールバンカー嵩上げ加工。不要モールドは削り取り、銅線や真鍮線にて追加工作を施した。後部標識灯は内部にLEDを組んで前進時に点灯するように加工。標識灯そのものはプラ棒と光ファィバーにて自作。ナンバープレート・メーカーズプレートはレボリューション製。塗装は下諏訪機関区時代に準じてゼブラ塗装にしてみた。
公式側。空気作用管の位置が元モデルと違うので銅線にて作り直した。架線注意板や標記等は自作。
正面のイメージ。少しひなびたローカル線に良く似合う機関車。小型ゆえに入換え用としても重宝されたようだ。大型機関区の片隅に警戒色(ゼブラ塗装)の出で立ちでチョコチョコ走り回る姿は可愛らしくユーモラスであったろう。

モデル製作2015年10月
  

  

  

  

小さくてもバランスのとれた良い機関車です。


●製作途中写真
          

  最初作ったときはノーマルの黒色塗装でしたが、気が変りゼブラ塗装にしてしまいました。


●実機写真   一枚目は1973年5月中津川機関区にて撮影。カラー写真は茅野駅東口にて保存中の同機

  


1973年5月に中央西線D51撮影の際、訪れた中津川機関区で同機を見た。ナンバープレートを外され煙室戸にかすかに残る警戒色の跡と、全体的に錆がやや浮いている状態で構内の外れに放置されていた。 妙に印象に残る光景だったが、何故か写真撮影したのはたった一枚のモノクロ。当時、フイルムを節約していたのでしょう・・・。KATOからC12が発売されたとき、是非作ってみたい一両だった。




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