D50140号機  1926年日立製作所製。九州・筑豊本線等で活躍。現役最後まで残った2輌中の一輌。直方機関区から梅小路機関区へ1972年移動。現在、京都鉄道博物館に於いて静態保存されている。



モデルは下回りはマイクロエースD50.。マイクロエースのD50は車高が高く、尚且つボイラーが長くデフォルメ(?)されており、尚且つボイラーが太いので、ボイラー部分はKATO旧D51のものを流用。加工して使用した。ランボードは幅を切り詰めて使用。キャブは下側を切り詰めて使用した。顔部分となる煙室戸は自作。煙室戸ハンドルはやえもんデザイン製を使用。ナンバープレートは銀河モデル製。ドームはマイクロD50のモノを切り取って流用。煙突はキングスホビーC51用を加工して取りつけた。空気ダメはジャンクボックスから適当なもの(何に使われていたのか不明)を見つけ出して使用。フロント部分に鎮座している給水温め器はやえもんデザイン9600用のものを加工して取りつけた。デフレクターはプラ板で自作。縁取りは真鍮線を使用。ヘッドライトはマイクロエースのものを使用。光ファィバーを通して内部から導光。レンズ部分はライターの火であぶって成形。その他市販パーツを適宜使用。パイピングは真鍮・銅・洋白線を駆使して取りつけました。改造する事により、従来のモーターが収まらなくなるので、Bトレモーターに換装しました。

2015・2月製作


  

  


  


 かなりの大改造でここまで。何とかD50に見えるようになったでしょうか・・・。マイクロエースD50、雰囲気はけして悪くは無いのですが・・。



実機写真 京都鉄道博物館にて撮影。走行写真はJE2DLM様のHPより画像拝借。


                


製作途中写真。ボイラーの色が白いのはサーフェイサーを振っているからです。(こうなればKATO旧D51のモノといっても全然わかりませんね。)

         

作業台が相変わらず散らかっています。製作開始時はなるべく散らかさない事を心掛けているのですが、作業の経過と共にこのようになってきます。製作順序に一貫性が無く、モデルを観ながら思いつきで製作しているので、パーツを取り付けた後、間違いに気が付き、やり直す事もしばしば。


 今回はこのように辻褄合わせのD50140号機が完成したのですが、プラ量産品が(ファインスケールの)発売してくれれば、労する事無くもっと恰好良いD50が作れるでしょう。その日まで待ちましょう!!


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