C12199号機 1938年(昭和13年)日本車輌製。山形・飯山・木曽福島機関区で活躍。木曽福島を最後に1974年(昭和49年)廃車。現在は長野県・奈良井駅付近にて静態保存されている。同機はC12でも珍しいデフレクター付き。
●C12199号機(木曽福島時代)の特徴・・何といってもデフレクター付き。シールドビーム装備。ゼブラ塗装(塗装されてない時もあった。)
●モデルは足回り、ボイラーにKATOC56、キャブとサイドタンク・コールバンカー部分はやえもんデザインのコンバージョンキットを使用。C56をC12に改造するキットである。 実機は珍しいデフレクター付きの出で立ちである。モデルは製品C56のまま、デフレクターを利用。ただ、上部の切り欠きは切断加工した。入換に従事する事が多く、ゼブラ塗装を施していた時もあるようなので、マスキングしてゼブラ模様を再現した。また、ややウェザリングを強くする事でライヴ感を演出してみた。 回転火の粉止めはトミックスC57に添付されていたものを加工して取りつけた。 その他パイピング等は実物資料を見ながら加工。自作パーツ多数。 前照灯・後部灯、点灯加工。、後部標識灯も点灯するように加工。(極小LEDを組み込み標識灯も自作) |
●非公式側。同機は木曽福島機関区のペット的存在だった。D51の陰に隠れがちだが、珍しいデフ付C12という事で人気者だった。 |
2014・11月製作
●実機写真。モノクロ・S48年5月撮影、木曽福島機関区にて。 カラー・現在、中央西線・奈良井駅近くの駐車場に保存してある同機。
■写真でしか見た事の無かったC12199号機の実物に憧れて、木曽福島機関区に行った。そこにはナンバープレートを外された199号機が機関庫の片隅にポツンと・・・。でも会えて良かったと思った。
●製作途中写真・・・コンバージョンキットはCDケースに入っていました。キャブ屋根は自分で整形しなければならず、これが結構大変な作業でした。今ならKATOからC12の完成品も発売されていますが、これはこれで大変楽しく組めたので良かったと思います。ハンダ付けにて組み立てています。