C5866号機 1939年3月20日川崎車輌兵庫にて新製。大阪区配属。3月27日米子区配属。1944年9月、奈良区を経て、王寺、竜華区を経て、1965年再び奈良区配属。1973年亀山機関区配属。1974年3月8日廃車となる。1974年9月28日共永興業にて保管。1983年大阪城公園にて静態保存される。
●足回りはKATO製C58を使用し、上回り及びテンダーは真鍮板・真鍮線・銅線・燐青銅線でフルスクラッチしました。モーターはBトレ用を使用し、キャブ内がスッキリするようにしました。鷹取式集煙装置、給水温め器も自作。ドームは友人から頂いたものを使用しました。(恐らくワールド工芸製)コンプレッサー・泥ダメその他にやえもんデザインさんのパーツを使用しています。また、いつものように、煙室戸は開閉可能なように作ってあります。ナンバープレートはワールド工芸C58のものを切りつなげて、亀山機関区時代の赤ナンバーにしてみました。 今回も塗装はクリアーのみで、地金の美しさを楽しんでいます。 |
模型製作2022年5月
■煙室戸開閉ギミックは個人的に嬉しいです。
●製作途中写真
■今回は、2mm厚の真鍮板をベースに製作してみました。ボイラーを丸める作業から入ります。これはタオル等の上で丸鉛筆等を使って地味な作業となります。キャブは展開図から切り抜きます。窓枠等の切り抜きはこれも、大変根気の要る作業となります。窓枠の縁も線材を使ってハンダ付けしてあります。ランボードをボイラーにハンダ付けして煙突等も適宜自作していきます。配管は燐青銅線や真鍮線を中心にチマチマと組み立てていきます。最後は既製品の足回りに合うように、ボイラー下部をリューターで削って、欠き取り、上下を合わせます。もちろん、ショートしないように内部は、マスキングテープを使って保護します。テンダーは車輪部がKATO製品はオーバースケールとなりますので、短縮加工した後、自作したテンダーを載せて完成となります。今回は前照灯のみの点灯加工をしました。やえもんデザイン製のビームライトに最小のLEDを組んでみました。
●実機写真
●S47年頃、信楽線(現・信楽高原鉄道)貴生川付近。亀山機関区所属の同機が1日1往復、貨物列車を牽引していました。